2018 NSP PUMA ボードインプレッション
2018 NSP PUMA 12’6”×24” ボードインプレッションが加藤ライダーから来ました!

・ボード外観
多くの人が言うように、NSPレースボードといえばローリングしてうねりを拾いスピードに乗るのが特徴だとみなさん認識されているかと思います。

前年モデルとのボードとの大きな変更点として、NSP特有のコロコロを生むロールしたラウンドボトムが、今回はボードの中心側に「Stabilizer Surface」と呼ばれるフラットな面と「Rolled Rails」と呼ばれるラウンドしたレールが組み合わされています。

この「Stabilizer Surface」により安定性(というよりも直進性?)と加速力、「Rolled Rails」「Rounded entry」「VEE tail」によりローリング性能とコントロール性が生まれていると思われます。たぶん。。。

またNSPの優しさが感じられるところで、スタート時や立ち上がる時などに一番傷がつくデッキ側のサイドに最初からガードテープが貼られていたり、ハンドルが計3本(ロング×1、ショート×2)が付いています。
デッキパッドに「EVA trim guide」という目盛りが付いていて、一目で自分の立ち位置を調整できるようになっています。
あとデザインが派手になりました^ ^
・平水面を漕いでみて
前年モデルと比較してフラット水面はかなり速くなっています。
安定性が向上していることから、最初の漕ぎ出しから安心して思いっきり体重を乗せて漕ぐことができます。
直進性に加えボード重量が若干軽くなっていると思われ、漕ぎ出しが軽く加速力も大幅にアップしていると感じます。
また元々のコロコロ性能でローリングして引き波を利用して漕ぐこともでき、
これによりレースのスタートで抜け出したい時や、前の人を抜きたいときなどにこのレールを意識したローリングは効果的だと思います。
ターンをするときに関して、前モデルはあまり下がらずにボードを傾けて漕ぐことで旋回できたのに比べ、今モデルはある程度ステップバックをしてターンしないといけない形になるかと思います。
フラット面のあるボトムと広いテイルや前寄りのフィン位置などにより安定性とコントロール性が増しているので、安心してより強気なタイトターンができます。そしてターンして減速したあと、加速力を生かしてまたすぐにスピードをリカバリーできると思われます。
・うねりのある海面やアップ&ダウンウィンド
前モデルのPUMAは知らぬ間に波やうねりを拾って進んでいくような感覚がありましたが(これによる不意な足払いもありました笑)、2018PUMAは直進性が増したことで無意識にあらゆる角度のうねりを推進力に繋げる感覚は少し減ったかな?と思います。これに伴い長時間漕いでいても安定感が増している分、足への疲労の蓄積というものは軽減されていると感じます。
漕いでいていい形にハマるとスルスルとうねりを拾ってボードが走って行くので、ラウンドしたレールで海の動きを意識してコントロールすることで、海面のうねりを敏感に感じ推進力に繋げるNSPレースボードの特性は十分に発揮できていると考えています。
加速したい時にはボトムの中心にある「Stabilizer Surface」を、うねりを拾いたい時はレール側やノーズにある「Rolled Rails」「Rounded entry」を意識すればいいのかなぁとか色々試行錯誤しています。いい形を見つけていくために、これは練習ですね。
アップウィンドに関してはそのままうねりに向かっていくとボードがバタつくかもしれませんが、うねりに合わせてローリングしていくことでするすると進んでくれます。うねりがない向かい風だけの時はフラットに漕げばぐいぐいと前に進んでくれます。
ダウンウィンドの時はかなりいい感じですね。うねりに乗ってボードがするすると走ってくれます。前モデルはうねりを乗りつないでいくと制御が効かなくなることもありましたが、今モデルは安定性の向上によりスピードが上がってもコントロールができ波を繋いでいってくれます。(遠州灘の本格的なDWなどではまだ試せていませんが)
・波乗りやインアウト
テイクオフはノーズボリュームもあるので刺さることなく非常にスムーズにいけます。

前モデルは波に乗ってからややルーズな乗り味でしたが、今モデルはより思い通りにコントロールができる感触です。安定感があるので、プルアウトや波越え、方向転換などもやりやすいと思います。
バックウォッシュやうねりを敏感に拾ってくれるので、インアウトはやはり抜群にいいですね。
長々とまた書きましたが、2018 NSP PUMA 12’6”×24”の総括をすると、、、
2017モデルの海面のうねりを推進力に繋げていくというストロングポイントに加速力とコントロール性を加えたことで、NSP特有の海の動きを敏感に感じ漕いでいて楽しいというところを残しつつ、レースという競い合う中においてより実戦的なボードに進化したという印象です。
フラット~荒れた海面、スプリント~ロングディスタンス、サーフレースやDWなど、全てのコンディションに対応できるオールマイティーな1本になっていると思います。
加藤選手はこのボードで先日の横浜で行われたレース11kmで見事優勝!
速かったのですね!
これからも加藤選手&NSPは要チェックです。
最後までご覧いただきありがとうございます。

・ボード外観
多くの人が言うように、NSPレースボードといえばローリングしてうねりを拾いスピードに乗るのが特徴だとみなさん認識されているかと思います。

前年モデルとのボードとの大きな変更点として、NSP特有のコロコロを生むロールしたラウンドボトムが、今回はボードの中心側に「Stabilizer Surface」と呼ばれるフラットな面と「Rolled Rails」と呼ばれるラウンドしたレールが組み合わされています。

この「Stabilizer Surface」により安定性(というよりも直進性?)と加速力、「Rolled Rails」「Rounded entry」「VEE tail」によりローリング性能とコントロール性が生まれていると思われます。たぶん。。。

またNSPの優しさが感じられるところで、スタート時や立ち上がる時などに一番傷がつくデッキ側のサイドに最初からガードテープが貼られていたり、ハンドルが計3本(ロング×1、ショート×2)が付いています。
デッキパッドに「EVA trim guide」という目盛りが付いていて、一目で自分の立ち位置を調整できるようになっています。
あとデザインが派手になりました^ ^
・平水面を漕いでみて
前年モデルと比較してフラット水面はかなり速くなっています。
安定性が向上していることから、最初の漕ぎ出しから安心して思いっきり体重を乗せて漕ぐことができます。
直進性に加えボード重量が若干軽くなっていると思われ、漕ぎ出しが軽く加速力も大幅にアップしていると感じます。
また元々のコロコロ性能でローリングして引き波を利用して漕ぐこともでき、
これによりレースのスタートで抜け出したい時や、前の人を抜きたいときなどにこのレールを意識したローリングは効果的だと思います。
ターンをするときに関して、前モデルはあまり下がらずにボードを傾けて漕ぐことで旋回できたのに比べ、今モデルはある程度ステップバックをしてターンしないといけない形になるかと思います。
フラット面のあるボトムと広いテイルや前寄りのフィン位置などにより安定性とコントロール性が増しているので、安心してより強気なタイトターンができます。そしてターンして減速したあと、加速力を生かしてまたすぐにスピードをリカバリーできると思われます。
・うねりのある海面やアップ&ダウンウィンド
前モデルのPUMAは知らぬ間に波やうねりを拾って進んでいくような感覚がありましたが(これによる不意な足払いもありました笑)、2018PUMAは直進性が増したことで無意識にあらゆる角度のうねりを推進力に繋げる感覚は少し減ったかな?と思います。これに伴い長時間漕いでいても安定感が増している分、足への疲労の蓄積というものは軽減されていると感じます。
漕いでいていい形にハマるとスルスルとうねりを拾ってボードが走って行くので、ラウンドしたレールで海の動きを意識してコントロールすることで、海面のうねりを敏感に感じ推進力に繋げるNSPレースボードの特性は十分に発揮できていると考えています。
加速したい時にはボトムの中心にある「Stabilizer Surface」を、うねりを拾いたい時はレール側やノーズにある「Rolled Rails」「Rounded entry」を意識すればいいのかなぁとか色々試行錯誤しています。いい形を見つけていくために、これは練習ですね。
アップウィンドに関してはそのままうねりに向かっていくとボードがバタつくかもしれませんが、うねりに合わせてローリングしていくことでするすると進んでくれます。うねりがない向かい風だけの時はフラットに漕げばぐいぐいと前に進んでくれます。
ダウンウィンドの時はかなりいい感じですね。うねりに乗ってボードがするすると走ってくれます。前モデルはうねりを乗りつないでいくと制御が効かなくなることもありましたが、今モデルは安定性の向上によりスピードが上がってもコントロールができ波を繋いでいってくれます。(遠州灘の本格的なDWなどではまだ試せていませんが)
・波乗りやインアウト
テイクオフはノーズボリュームもあるので刺さることなく非常にスムーズにいけます。

前モデルは波に乗ってからややルーズな乗り味でしたが、今モデルはより思い通りにコントロールができる感触です。安定感があるので、プルアウトや波越え、方向転換などもやりやすいと思います。
バックウォッシュやうねりを敏感に拾ってくれるので、インアウトはやはり抜群にいいですね。
長々とまた書きましたが、2018 NSP PUMA 12’6”×24”の総括をすると、、、
2017モデルの海面のうねりを推進力に繋げていくというストロングポイントに加速力とコントロール性を加えたことで、NSP特有の海の動きを敏感に感じ漕いでいて楽しいというところを残しつつ、レースという競い合う中においてより実戦的なボードに進化したという印象です。
フラット~荒れた海面、スプリント~ロングディスタンス、サーフレースやDWなど、全てのコンディションに対応できるオールマイティーな1本になっていると思います。
加藤選手はこのボードで先日の横浜で行われたレース11kmで見事優勝!
速かったのですね!
これからも加藤選手&NSPは要チェックです。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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